アトピーによる色素沈着の改善
アトピー性皮膚炎といえば、カサカサの肌、赤みや熱を伴う湿疹と強い痒みというイメージが先にあります。確かに、アトピーの炎症が激しく、かゆみが激烈な時期は軟膏や内服治療などで対症療法的に症状を抑えて様子を見るのがいいのですが、あまり知られていない問題があるのです。急性症状が治まって、炎症があまり起きなくなってきた成人期以降に、アトピー性皮膚炎の患部に色素沈着が起こります。日焼けによる炎症が、色素沈着が起こって黒くなるように、アトピー性皮膚炎もまた皮膚の炎症で、皮膚が黒くなってしまうのです。ひどい状態になると、皮膚が萎縮してさざ波状の痕が残ってしまうこともあります。どうしても皮膚が回復するには時間がかかってしまいますが、アトピーを根本から改善するように努め、日々のスキンケアを怠らなければ、アトピーの色素沈着も皮膚が再生されるに従って改善されます。